病毒の伝播

映画題名 病毒の伝播
映画題名ヨミ ビョウドクノデンパ
英語題名 Diseases Spread
製作年月日 1926年
作家名 山本早苗
時間(分) 14
サウンド サイレント
カラーの種類 白黒
ストーリー 生焼けの魚を食べることや、不始末により食べ物にハエがたかること、川で洗い物をすることなどで、恐ろしい病毒が知らず知らずのうちに広がっていく。それを防ぐためにはサラシ粉水での消毒が欠かせない。また外出時はマスクをして菌の侵入を防ぎ、布団などを日光消毒することが大切。一人の不注意が一家に及び、果ては日本国中に病毒が拡散してしまうので、衛生思想の普及につとめるよう注意喚起を促す。
作品解説 衛生思想の普及を目的とした作品で、実写映像を伴わず全篇アニメーション映画で作られた珍しい作品。当時、文部省では顕微鏡撮影を駆使した『傳染病の病原體』(1925年)『蚊の一生と疾病の傳播』(1925年)『蠅とその害毒』(1926年)などの科学映画を発表しているが、この作品は、その成果も踏まえたアニメーション作品となっている。
製作会社 文部省*
配給会社 文部省*
配給年月日
クレジット 監督 山本早苗*
クレジット スタッフ、キャスト等
字幕採録 T1「魚はよく燒いて……」、T2「早くおさかなを頂戴!!」、T3「いそいでやいておくれ」、T4「なまやけ」、T5「一人の不始末は……」、T6「外で遊んでおいでなさい」、T7「河川で洗ものなどはせぬやう」、T8「サラシ粉水は病菌を殺す」、T9「一人の不注意は一家に及ぼし 一家の不注意は全市に及ぶ」、T10「外出にはマスクを……」、T11「日光は病菌を殺す」、T12「お日さまにはかなわぬかなわぬ」、T13「他人の迷惑にならぬやう」、T14「親の不注意は……」、T15「人まかせ」、T16「不精」、T17「清潔 豫防 良薬」、T18「終」。
検閲番号等
参考文献
フィルム映写速度 16fps
フィルム履歴 文部省所蔵35mmナイトレートオリジナルネガ→NFC所蔵35mmマスターポジ→35mmデュープネガ→35mmポジ作製
フィルム完全度 メインタイトル欠
クレジット欠
備考 作品情報等の*印は文献等による補足
参考リンク