漫画 花咲爺
映画題名 | 漫画 花咲爺 |
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映画題名ヨミ | マンガハナサカジジイ |
英語題名 | The Blossom Man |
製作年月日 | 1928年 |
作家名 | 村田安司 |
時間(分) | 5 |
サウンド | サイレント |
カラーの種類 | 白黒 |
ストーリー | やさしいお爺さんとお婆さんが飼っている犬が吠えた土の下を掘ると、小判が出てくる。それを見ていた隣の乱暴な爺さんが、犬を借りて土を掘ると、古い壺からカエルやヘビが出てくる。怒った爺さんは犬を殺してしまう。やさしいお爺さんは犬の墓の側の木を貰い、臼と杵を造り、それをつくと、また小判が出てくる。乱暴な爺さんがつくと、散々な目に合い、臼と杵を燃やしてしまう。やさしいお爺さんはその灰を手に殿様の前に召し出され、「評判の花咲爺」として枯れ木を満開にさせ、褒美をもらう。乱暴な爺さんは「花咲爺の本家」と偽り、殿様の前で灰をまくが、ただの灰なので矢で射られる。その後、やさしいお爺さんは殿様の御前を花でいっぱいにする。 |
作品解説 | 横浜シネマ商会が製作した教育映画シリーズ「アテナ・ライブラリー」第28編。35mm版と16mm版が発売されたが、現存プリントは小西六本店から販売された16mmのサクラグラフ版。ただし、35mmのオリジナル版は1巻375m14分(24fps)なので、このバージョンはかなり短縮されたもので、中間字幕のほか、愛犬が黒猫を追いかける場面や、花咲爺さんが評判となる経緯など欠落場面のあることが、当時のあらすじなどからも伺える。 |
製作会社 | 横浜シネマ商会* |
配給会社 | 35mm版:岡本洋行(関東)*、奥商会(関西)* 16mm版:小西六本店 |
配給年月日 | 1928年7月 |
クレジット 監督 | 漫画:村田安司 |
クレジット スタッフ、キャスト等 | 監修:青地忠三 撮影:上野行清* |
字幕採録 | T1「サクラグラフ SAKURAGRAPH」、T2「漫画 花咲爺 サクラグラフ」、T3「監修 青地忠三/漫画 村田安司」、T4「やさしいお爺さん とお婆さんとはお 墓の側の榎を貰ひ うけて之で臼と杵 とを造りました」、T5「乱暴な爺さんは臼 も杵もみんな燃し てしまひました」、T6「評判の花咲爺これ へ召連れまして御 座ります」、T9「花咲爺の本家と申 すもの参上致して 御座ります」、T10「サクラ グラフ 終」。 |
検閲番号等 | |
参考文献 | ・「新作教育映畫紹介 花咲爺」『映畫教育』1928年4月20日・第2輯、27頁。 ・「新作映畫の物語と解説 誌上家庭映畫週間 花咲爺」『映畫教育』1928年7月25日・第5輯、20頁(写真あり)。 |
フィルム映写速度 | 24fps |
フィルム履歴 | 個人寄贈16mmポジ→NFC所蔵35mmインターネガ作製 |
フィルム完全度 | 完全 |
備考 | |
参考リンク |
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