百年後の或る日
映画題名 | 百年後の或る日 |
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映画題名ヨミ | ヒャクネンゴノアルヒ |
英語題名 | A Day after a Hundred Years |
製作年月日 | 1933年 |
作家名 | 荻野茂二 |
時間(分) | 10 |
サウンド | サイレント |
カラーの種類 | 白黒 |
ストーリー | |
作品解説 | 大戦中に死んだはずの荻野さん。科学の力でこの世へ呼び戻され、2032年を見聞し、火星へ出発する。 |
製作会社 | |
配給会社 | SSO |
配給年月日 | |
クレジット 監督 | 荻野茂二* |
クレジット スタッフ、キャスト等 | |
字幕採録 | T1「百年後の或る日 SSO」、T2「実に不思議だ 私は何でここに 居るのだらう 私は一九四二年の 世界大戰爭の時に 死んだ筈なのだが」、T3「さうです 一九四二年に あなたの肉体は 消滅志ま志た 然志あなたの 靈は 永久に 存在志て居ます」、T4「失礼ですが あなたは どなたですか」、T5「私はあなたの 子孫なのです あなたは 荻野茂二と 申志ま志たね」、T6「今日はあなたの 靈を化學の力で この世に呼び戻志 二〇三二年の 文明をお目に掛たいと思ったのです」、T7「これは テレビジョンの 進歩志たもので マジック テレビジョンと 云ふものです 過去の事でも未来 の事でも何でも わかるものです」、T8「一つ実驗志て お目に掛ませう」、T9「一九三二年の 今日のあなたは どんな事を志て 居ま志たかなあ」、T10「大分パテーに 熱中志て 居ま志たね」、T11「今度は 一九四二年の あなたの肉体の 消滅志た 時の事を お目に掛けませう」、T12「あの爆彈で やられたのですね」、T13「さうだ 実に 感慨無量だ!」、T14「これは色彩機と 云ふものです この中を覘いて 御覧なさい」、T15「色彩機の 光線を掛れば 着物は自分の 好の模様にする 事が出来ます」、T16「色彩機では凡ての 色彩や模様を 出す事が出来る爲 此の頃では最早 色彩には厭きて 一般には黒と白を 好むやうに なりま志た」、T17「これから JAPAN中央市に 御案内致志ませう テレビジョンでも 見る事は出来ますが 実際の方が 雄大ですから」、T18「中央市とは 聞いた事の 無い名だが どこに出来たの だらう」、T19「中央市は 昔の東京です 大昔には江戸と 云た事がある さうですね」、T20「この飛行車は 磁石應用のもので 時速八〇〇哩の 速度を出す事が出来ます」、T21「中央市に 着きま志た」、T22「中央市の 工場の職工は 最近では程んど ロボット 化志ま志た」、T23「この建築は 変て居る 珍ら志い看板 が出て居るね」、T24「これは 遊星艇の 発着所です 火星でも 見物志ませんか」、T25「驚いたものだ 危險な事は 無いかね」、T26「大丈夫です 最近では物体の引力を 完全にぬく事が 出事ます志 原子の爆発作用によって 飛ぶのですから極めて 少量の元動力にて 長期間樂々と飛び 廻る事が出来ます」、T27「よ志 では火星旅行 にと出掛やう」、T28「あヽ 皆さん大変です 全くハンドルが ききません 火星に行く事が 出来ません」、T29「そうだ!わかった!この中に 過去の靈が 乘て居ますね」、T30「ロケットの 方向は 十万億土に 向て居ます」、T31「最早最後です 皆さん左様なら」、T32「ヲハリ」。 |
検閲番号等 | |
参考文献 | |
フィルム映写速度 | 16fps |
フィルム履歴 | 個人寄贈9.5mmポジ |
フィルム完全度 | 完全 |
備考 | 作品情報等の*印は文献等による補足 |
参考リンク |
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