おいらの非常時

映画題名 おいらの非常時
映画題名ヨミ オイラノヒジョウジ
英語題名 My Big Emergency
製作年月日 1936年
作家名 山本早苗
時間(分) 11
サウンド サイレント
カラーの種類 白黒
ストーリー 平和なカエルの国が、突如、悪魔の国の海上基地から発進した爆撃機によって空爆を受ける。ネコのような生き物が海上飛行機に乗って大挙して攻撃をしかける。カエルの大将コロ吉はピストルで戦闘命令を下し、反撃に出る。夜になると空母型の潜水艦から爆撃機が出動し、攻撃が激しくなるが、カエル軍もサーチライトによる高射砲で応戦。コロ吉の大活躍で敵機も撃ち落される。とそこで目を醒ましたコロ吉はそれが夢だったことを知る。
作品解説 葛飾北斎の浮世絵のような波の躍動感や、カタツムリ型の戦車、ウサギの耳の聴音器、ガチョウのサイレンにフクロウのサーチライトなど、生き物が最新の近代兵器と化す発想がユニーク。翌年に東和商事の配給で『無敵正義軍』と改題され再公開された。
製作会社 日本電報通信社活動冩眞部
配給会社
配給年月日
クレジット 監督 作画 原案:山本早苗
クレジット スタッフ、キャスト等
字幕採録 T1「おいらの非常時」、T2「原案 作画…山本早苗 提供…日本電報通信社活動寫眞部」、T3「蛙の國のコロちゃんたちはいつも平和で幸福でした」、T4「海洋にたむろう悪魔國の海上飛行隊は」、T5「平和な夢はやぶられて」、T6「大將のコロ吉はピストルで出動命令を」、T7「敵もさる者すて身の爆擊」、T8「コロ吉みづからさいかち虫にまたがって」、T9「夜が来て海の魔物 飛行潜水母艦」、T10「コロ吉の親友兎君は聽音ロボット」、T11「非常警報 サイレンのひゞき」、T12「空襲!」、T13「フクロの目玉は闇夜を照す」、T14「敵機はことごとく射落とされた そして平和な曉が……」、T15「コロ吉はよい気持で戰爭の夢を見て居りました」。
検閲番号等 内務省検閲番号:K2537(1936年2月20日)
参考文献 ・「新作教育映畫紹介 おいらの非常時」『映画教育』1936年3月号、57頁。
フィルム映写速度 24fps
フィルム履歴 返還映画35mmナイトレートポジ→NFC所蔵35mm反転ポジ→35㎜インターネガ作製
フィルム完全度 エンドタイトル欠
備考
参考リンク