漫画 狼は狼だ
映画題名 | 漫画 狼は狼だ |
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映画題名ヨミ | マンガオオカミハオオカミダ |
英語題名 | A Wolf is a Wolf |
製作年月日 | 1931年 |
作家名 | 村田安司 |
時間(分) | 11 |
サウンド | サイレント |
カラーの種類 | 白黒 |
ストーリー | 動物の村の秋。タヌキはヤギを誘ってたわわに実った柿を食べに行く。途中でタヌキは人間に化け、気の弱いヤギを驚かす。柿の木に下に着いた2匹は木を揺すってたくさんの実を食べる。それを見ていたオオカミが2匹を襲い、タヌキは坂の下に転がって逃げのびるが、気絶したヤギはさらわれてしまう。その夜、村会で暴虐なオオカミに対する対抗策が協議される。タヌキが大タコに化けてオオカミを生捕りにすると威張って言う。翌朝、オオカミ退治に向かったタヌキは、オオカミと遭遇し、大きなシロクマや大タコに化けるが尻尾を隠すのを忘れ、逃げ帰る。秋も過ぎ、冬になる。ウサギの子どもたちが輪になって踊っている。木の上からリスが望遠鏡で覗くと、オオカミが山から下りて来るのが見える。村は大騒ぎになる。ウサギが隣村のサルを連れて来る。長老のヤギにサルは名案があると言う。オオカミが対岸にいるヤギを見ていると、サルが子分に命令して猿橋を掛ける。オオカミが渡っている途中に急流を見てめまいを起こすと、それを合図に猿橋が切れ、オオカミは川に落ちる。両岸から村の動物たちの歓声が上がる。 |
作品解説 | 動物たちの村に、暴虐な狼がやって来る。猿の知恵で狼を退治し、村に平和が訪れるという教訓物語。 |
製作会社 | 文部省 |
配給会社 | |
配給年月日 | |
クレジット 監督 | 漫画:村田安司 |
クレジット スタッフ、キャスト等 | |
字幕採録 | T1「文部省製作」、T2「漫画 狼は狼だ」、T3「漫画 村田安司」、T4「もう威かさないから 勘辨しておくれよ……」、T5「その夜、暴虐な狼に對する對抗策を協議する爲に村会が開かれました」、T6 「あゝそうだ 好い考へがある あつしにお任せ下さい」、T7「どうです、こんな風にやって……」、T8「これで狼の奴を威しておいて、きっと生捕にしてお目にかけます」、T9「翌朝」、T10「やい狼!」、T11「しまった!」、T12「秋も過ぎて 冬が訪れました」、T13「狼が山を下りて来たぞーッ」、T14「ようごあす わっしに考へがあるから万事お委せなさい」、T15「こんにちは 狼の大將!」、T16「なんだ、猿公か 好いところへ来たな…… そこ動くな!」、T17「冗談ぢやありませんよ、わたしは貴方の臣ぢやありませんか、わし達は貴方を山羊の居る川向へお渡し申さうと思つてやって来たのです」、T18「さうか 宜しい すぐ案内せい」、T19「しつかり頼むよ」、T20「それから 山の麓の村には再び幸福な日が返ってまいりました」、T21「狼は狼だ 終」。 |
検閲番号等 | |
参考文献 | ・「新作映畫解説 狼は狼だ」『文部省教育映畫時報 第10號』文部省社会教育局、1933年、20-24頁(写真あり)。 |
フィルム映写速度 | 24fps |
フィルム履歴 | 文部省所蔵35mmナイトレートオリジナルネガ→NFC所蔵35mmマスターポジ→35mmデュープネガ→35mmポジ作製 |
フィルム完全度 | 完全 |
備考 | |
参考リンク | 書籍<国立国会図書館デジタルコレクション / 文部省教育映画時報 第10> |
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